kiky1のブログ

最近「フレンズ」を観ています

アナ雪/Let it goに見るドイツ人の実直

アナと雪の女王」公開から今年で10周年だそうで、歳月の流れの早さには驚きます。 

当時はYouTubeに上がっている主題歌“Let it go“の各国語バージョンを見てましたが、ドイツ語版を聴き「これどうよ…」と思ってしまいました。 

せっかくオリジナルは格調高い英語で歌われてるのに、ドイツ語は単語が長いせいで尺を合わせると平凡な表現にしかならないんだ…と思い知らされる一曲でした。 

翻訳なんかすると著作権に触れるようなので控えますが…。 

Willemijn Verkaik - Lass jetzt los (aus "Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren") - YouTube

 

当時、YouTubeチャンネルのコメント欄にも「この歌ドイツ語だと台無しだな。」というドイツ語の意見が同意を集めている始末(それがドイツ語の重い響きが曲の映像に合っていないという意味か、やはり歌詞の平坦さの事を言っているのかまでは汲めませんでしたが)。 

しかし最近になって、また色々聴いてみるとイタリア語版なんかはドラマチックに改変しすぎでは!?と気づきました。 

Frozen: Il Regno di Ghiaccio -- All'Alba sorgerò - Versione estesa | HD - YouTube

 

ドイツ人は論理的で真面目で実直(日本人と結構似てる)というイメージ通り、オリジナルの歌詞の意味を崩さずに訳そうとした結果ああなったという事か、と思い至り見る目が変わりました。 

なお、日本語版も「歌詞の意味変わってね?」と英語でコメントされてるのを見ましたが、そこはヨーロッパ言語群と違って英語とは似ても似つかないんだから勘弁してほしい…。 

そもそも異言語間で完全な「翻訳」って無理だよなぁと思い知る今日この頃です。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺️ 

英国のイメージ – トラディッショナル?ダサい?

あれはフランクフルトの博物館で、ドイツ語と英語の対訳で解説文が並んでいると、英語はスマートでカッコいいなと思ったものです。
その英語圏も世界何ヵ国にもまたがってて、それぞれ歴史に違いがあるんだと思うと単一民族の日本人の自分は少し不思議に感じます。

先日のこと、駅前スーパーでクッキー/ビスケット類が割引販売されてましたが、買い荒らされた(?)後は森永ビスケットシリーズ「マリー(赤い箱のビスケット)」が1番先に売り切れていて少し驚きました。
少し前に参加したイベント会場近くのスーパーでも同じだったので、そんなにビスケット人気なのかと意外に思いまして。

自分が昔からクッキー派でビスケットがそんなに好きでなかったというだけの理由ですが…。

それでもビスケットを買いたいと思ってコーナーを物色してたのは、少し前 紅茶に興味を持ち、紅茶大国イギリスでは専らビスケットをお供にして飲むと聞いたためでした。

なお「ビスケット」と「クッキー」で呼び名を分けるのは日本特有で、イギリスではこの類のお菓子は全て「ビスケット」、アメリカでは「クッキー」と呼ぶそうです。

因みに彼らはほぼ必ずミルクを入れて飲むとの事で、経験則から尿路結石を防ぐ飲み方が受け継がれているんでしょうねー。
(紅茶に多いシュウ酸は尿路結石の原因になりますが、カルシウムと一緒にとると腸内で結合して体外に排出されるそうです。)

しかし公式サイトを見ると「マリー」はシリーズ中での人気は4位でした💦
やはりクッキーの方が人気ですね…。

https://ap.morinaga.co.jp/article/angel_blog/voice/42408/

近頃は世知辛いから一個包装あたり3枚入りというお得感が受けて売れてただけでしょうか…。

ビスケットってなんだか子ども向けのイメージがあります。

ところで「ビッグバンセオリー」というアメリカのドラマにエイミーという女の子が登場します。

ハーバード大卒の超優等生なんですが、ファッションセンスが…保守的(not コンサバ)でダサい。
私もファッションには疎い方ですが、パッと見おそらくブリティッシュテイストの服で、中世イギリスのロマンス小説なんかが好きというキャラ設定。

アメリカ人はイギリス人を祖先と認識し敬意を払っていると聞きましたが、反面「ダサい」というイメージも持ってるのかなと思いました。

イギリス英語の発音ってアメリカ英語に比べると垢抜けてないですし(祖先のドイツ語の重い響きの痕跡が残ってる)。

日本人から見た漢字とか大陸文化みたいなものでしょうか。
頭良さげだけどちょっと古臭いよねっていう。

また想像でアメリカやイギリスについて思いを馳せてしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

マインハッタン - Frankfurt am Main a.k.a. Mainhattan

「フレンズ」視聴していますが、シーズン3に入りました。 
『マンハッタンの6人再び』良いですねー。 

 ところで昔、1ヶ月程滞在していたドイツのフランクフルト・アム・マインは、「マインハッタン」とも呼ばれています。 
知識浅薄ながらもう少しこの都市について書いてみたいと思います。 

フランクフルト・アム・マインの意味は「マイン川沿いのフランクフルト」、ドイツにはもう一つ同じフランクフルトという名前の都市があり、区別するためもう一つの方は「フランクフルト・アン・デア・オーダー(オーダー川沿いのフランクフルト)」が正式名称です。 

「マインハッタン」という別名は、高層ビルが立ち並ぶ都市の景観をニューヨークのマンハッタンになぞらえて(元々は揶揄されて💦)つけられたそうです。 

アルプスの少女ハイジに登場するクララのいる町がフランクフルトというと何となくイメージがつきやすいでしょうか。 
ヨーロッパ有数の金融都市、欧州中央銀行の本部の所在地、アンネ・フランクが生まれた町、ロスチャイルド家発祥の地でもあり、ヒトラーが嫌ったという町…。 

 とはいえこの町で働いていた訳でもない外部の者からすると、見所の多い国際都市という印象。大学の講座の授業が昼頃終わるといつも町見学に出ていました。 
町自体は小さく、町を取り囲む旧城壁跡を一周しても40〜50分ぐらいだったと思います。  

空港を擁する国際都市なので田舎と違い英語が通じます。 
ドイツ語初級者でしたので、ほとんど英語で生活していました。 
ところが学食でショーケース内のハンバーグを取って欲しく店員に「Hamburg steak」と伝えたら待たされて、男性の手のひら大のハンバーガーが出てきた事も。 
なぜそうなる?と言葉では割り切れない文化の違いを思い知りました。 

外国人観光客が多いため、接客業の方は相手の国籍の見分けがつくようです。 
駅地下の売店で買い物したら「えぁりがとーごぜいます」と日本語で言われたのが微笑ましかった。

ドイツ人に日本語の「あ」は難しいのかな? 
ドイツ語の”a”は日本語の「あ」とほとんど変わらないけど、 ”ä”は「え」と同じような音だと習いました。 

渡独前にはドイツ語はカタカナ読みで通じるなんて事も聞きましたが、自分のドイツ語発音はほとんど聞き取ってもらえませんでした。英語の方がはるかに通じましたね。 

ドイツ語でジングルベルでも歌えるようになりたいのでその内ドイツ語発音を習おうか考え中です。 

ニューヨークのマンハッタンにもいつか行ってみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️ 

ビッグバンとDUOとTOEIC

ポピュラーですが、米ドラマ「ビッグバンセオリー」は英語学習に(TOEIC等の試験対策にも)有効だと思います。

所持しているTOEICスコアが515というと高い点数ではないのですが、ほとんど勉強した実感なく990満点中半分以上の点をとれたのはこのドラマのお陰だと思っています。

自分はたまに仕事が途切れるとだいたいダラダラ夜更かしなんかして海外ドラマや英語のYouTubeを観続けてしまいますが、直近の休職中にビッグバンセオリーは結構ハマって、数ヶ月、1日何時間も観てました。

その後仕事が始まってからも毎晩時間ぐらい、計2年でクール(最初は日本語吹替版も交えながら観てたので厳密には字幕版はクール分ぐらい)視聴しました。 

更に朝は通勤電車で英単語帳「DUO3.0」を見開き1ページ覚え…というのを1年強続け3クールぐらい学びました。 

それでTOEICをほとんど試験勉強なしで受けたら515点とれました。 

試験対策は2〜3日前にTOEICIIBC)公式サイトのサンプル問題を解いたぐらいでした。

ビッグバンセオリーが試験対策に向いていると思う理由 

  1. 1話20分という釈で気軽に観やすい
    しかも普通のドラマのようなアクションシーン等がほとんど無く、基本的に20分間ずっと登場人物達が喋り続けていているので、効率よく英語のリスニングの勉強ができます。 

  2. コメディドラマなので身構えず気軽に観られる

    私の場合、平日は仕事帰りで疲れていて普通のドラマは内容が重くて観られませんが、コメディなら気負わなくていいし笑わせてくれるので楽しく視聴できるし癒されました。

  3. シェルドンの説明口調がリスニング試験の音声っぽい 

    主人公の親友シェルドンの断定的な説明口調が聞き取りやすいです。 
    彼の台詞に限らず全体的に知的な登場人物達のトークが英検やTOEICの勉強向きだと思います。

…なお英語に気を取られてたのでドラマの内容理解はまだ浅いです;

ビッグバンセオリーは化学・物理用語が難しいという玄人意見も聞きますが、自分はちょっと難しい言い回しさえ聞き飛ばしてるレベルで、まだ本格的な聞き取りまでは取り組めてません…。

最近になって「フレンズ」も観てますがこちらの方はほぼ日常会話なので言い回しも発音も砕けてて、非ネイティブにはやや聞き取りが難しい印象です。英会話上達が目的ならこちらの方が良さそうかも。 

今はフレンズ視聴でどのくらいリスニング力向上するかも楽しみです!
TOEIC515だと履歴書等に書くのははばかられるレベルなのでフレンズをある程度観たらまた受けてみたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました😊

フレンズ - eitherの発音は?

eitherの発音は2種類ある
 ”άɪðə”(アイザー:英国発音)
 ”íːðɚ”(イーザー:米国発音) 

neitherの場合
 ”nάɪðə”(ナイザー:英国発音)
 ”níːðɚ”(ニーザー:米国発音)

これは以前聞いたことがあり、今まで英語を意識して観てきたのがシリコンバレー だとかビッグバンセオリーだったのでカリフォルニアでは”nάɪðə”(ナイザー)の発音が主流なのかと思ってました。もしくはこっちの方が先進的とか?

が、フレンズを観ててやっと”níːðɚ”(ニーザー)に出くわしました。

当時のニューヨークではやはり” níːðɚ” なのか!!と思わず感慨深くなりました。
学校で習ったのは東海岸方面の標準発音!? 

(余談ですが自分はネイティブ発音から入ったためカタカナ表記「イーザー」にかなり違和感がありました💦) 

因みに自分はドイツ語をかじってて“ei”をアイと発音するのはドイツ語読みだとすぐピンときたので、ヨーロッパ由来の発音(ゲルマン系民族は英国民のルーツの1つ)だろうというのは想像がつきましたが、尚更なぜヨーロッパから遠い西海岸のカリフォルニアで英国発音?と一瞬疑問に思いました。 

が、歴史うんぬんの話ではなく、インテリ層が英国発音を好んだり最近ではアメリカでもこちらを使うことが多いそうです。 
先進的というよりもギーク文化が絶好調だからこっちがトレンドってことでしょうか。
数日前の
NHKラジオ英会話でも”άɪðə”で発音されてました。

 ”άɪðə”(アイザー:英国発音) …インテリ 知的 
 ”íːðɚ”(イーザー:米国発音)…やんちゃ 庶民的 

ってイメージでしょうか。
アメリカに(その他英語圏にも)足を踏み入れたことがないのですが想像! 

ちなみに件のシーンは以下です。

フレンズ(米 WARNER BROS.S2E5より

Phoebe : I’m just gonna pass on the concert, ’cause I’m just not in a very Hootie place right now. 

Rachel : Me neither. 

Joey : Me too. 

字幕

フィービー:ライブはパスよ いい気分(フーティー)じゃない

モニカ:私もよ

ジョーイ:同じく

モニカ達の「施し」を断るフィービー達。

ちなみにtooは肯定に対してのみ使うと今更知りました。 
否定に対しての「〜もまた」の場合はeitherを使う、と。 

この時のジョーイの“Me too.”はフィービーの台詞ではなくレイチェルの“Me neither.”に対する同意と見ました。 
“Me neither.”なら動詞がないので肯定文でも否定文でもなく、それを受けた文ではtooが使えるのかなと。 

というのも最初聞いた時に“Me neither.”と“Me too.”が同じ意味!?と混乱したのですが、違ってました。
❌レイチェル → フィービー ← ジョーイ
⭕️フィービー ← レイチェル ← ジョーイ

ここまで気づいたところでこのブログのために↑字幕よく見たら一発で分かるようになってました…。

字幕さん、仕事してる✨✨✨

そろそろ英会話、習った方がいいかなー。 

最後まで読んでくださりありがとうございました☺️

一夏のドイツ

記事をご覧くださりありがとうございます。
ご挨拶代わりに、昔1か月ほど滞在していたドイツ・フランクフルトについて書いてみたいと思います。

ドイツ語を始めたきっかけは、高1のとき手を出したNHKラジオドイツ語講座
テキスト8月号の中表紙にあった都市フランクフルト・アム・マインの特集写真が印象に残り、いつか行ってみたいと思っていました。

それから10年後、初めて日本を発ち、フランクフルトにあるヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学の夏期講座に参加。
赤坂のゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)にあったフリーパンフレットを見て応募しました。
現地の大学生が夏休みの間に、ドイツ語を学んでいる外国人の生徒達を集めてドイツ語の授業をする講座でした。夏休み中に学生達が帰省しているため空いている寮の部屋に講座の期間中は滞在でき、宿泊費込みで日本円で8万円ぐらいの手頃な参加費だったと思います。

因みにコンスタントに学習を続けていた訳ではなく、その時のドイツ語レベルは初級で、授業ではA0クラス(最下位)とA1クラス(下から2番目)を行ったり来たりすることに。
日本人は教育の構造上、文法ができるので実力以上に高いクラスに振り分けられがちらしく、自分の場合も実際のレベルはA0だったと思います。最終授業もA0クラスで受けました。

念願のドイツでの生活は面白かったです。
水より安く美味しいビール、
インビス(屋台)のソーセージや肉料理(コンビニがないので街中で小腹が空いた時は他の選択肢はあまりない)、
夏は夜9時頃まで明るく朝は確か7時前でも薄暗いこと、
空気が乾燥してて歩いてるだけでもすぐ喉が乾くけど、洗濯物がすぐ乾くのは嬉しかったこと(それでも寮では皆乾燥機を使う!)…。

いろいろ新鮮でした。

若者は海外に行くと良いと言われているのは納得。異文化の刺激で思考の枠を広げられて有益だと思います。
また、年配の方が新鮮な体験をするために行くのも良いと思います。刺激で脳が活性化しそうで😌
私の場合小耳に挟んだ25歳までに海外を見た方が良いという話を真に受けて焦りすぎて失敗したかなという反省もありますが。
本来環境が許さないなら数年ぐらい遅れても良かったのに…。
周りの人を困らせてまで実行することではなかったのかなと後ろめたい気持ちも今はあります。

余談ですが、JR品川駅ってフランクフルト中央駅に似ているといつも思います。
人の往来が多いハブ駅で空港へのアクセスがある。オフィスビルが林立する一帯。
活動のために普段から訪れてた品川が憧れの海外の街に似てたというのも不思議です。

東京はカフェ等お店も夜遅くまで開いてるし治安の良い都会で素敵だと思います🏢
在日イタリア人の友達は日本は世界の中心だと言うぐらい気に入ってくれてました。
ドイツ語も良いけど、英語を上達させて在日外国人支援のボランティアにでも参加してみたいと思う今日この頃です。

あの頃ドイツ行きに協力してくれた皆様にこの場を借りてお礼申し上げたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました😊